マネ虎とは?
マネ虎とは「毎月50万円の不労所得が目指せる」と宣伝して、WEBセミナーの参加者を募る副業サイトです。
主に「YouTube広告」を利用して宣伝しており、WEBセミナー参加費3万円が「今なら0円」と告知して注目を集めてました。
- LINEのメッセージをチェック
- WEB説明会に参加する
- 安定収入の仕組みを手に入れる
安定収入のカギとなるのは、
「オートマージン」とのこと。
オートマージンは“シンガポールで生まれた新概念の稼ぎ方”と説明があるが、ネットで検索しても情報は皆無です。
マネ虎では「透明性」を重要視するそうですが、詳しい詳細はWEBセミナーに参加しないとわかりません。
特別講師「上野健」

マネ虎では、特別講師を「上野健」が務めるとアピールしていました。
上野健は、マネ虎の説明によると、福祉・健康事業を複数展開してる実業家とのこと。
資産100億円超えの師に投資を教わり自身もあらゆる投資で成功したそうです。
福祉・健康事業を複数展開してる実業家を豪語してたので、実績に期待したいところですがネット上で素性の分かる情報は1つも出てきません。
上野健がどんな会社を経営しているのか、会社の情報や紹介もない様子から、信憑性に疑いを感じます。
口だけならなんとでも言えるので、具体的根拠の提示がない内は鵜呑みにしない方が賢明でしょう。
運営会社
マネ虎の運営元は、シンガポールを拠点にした「BPOINT Pte.Ltd」です。
BPOINT Pte.Ltdは幾度となく儲け話をリリースしており、副業・投資業者で評判の悪い海外業者です。
- アドバイザー人物を立てる
- YouTube広告で不労所得を宣伝
- WEBセミナーに参加を勧誘
手口に共通点があり、同じ手法でお金を集めています。
また、「bitcastle(ビットキャッスル)」という仮想通貨の取引所が出て来た場合、より一層注意を引き締めて下さい。
系列案件
上記は、BPOINT Pte.Ltdが運営する副業サイトです。
いずれもWEBセミナーに参加すると、「自動売買システム」か「ICO仮想通貨」の投資話に勧誘される事で有名。
最終的に、何十万円ものお金を支払う結末を迎えます。
マネ虎の口コミと評判を検証してみた
BPOINT Pte.Ltdが運営していた、「オンライン収入next」の口コミです。
金融庁も注意を呼び掛けてます。

マネ虎のWEB説明会を検証してみた
WEB説明会は「ZOOM」で行われます。
参加するには、事前に申し込みをする必要がありました。
申込項目
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- WEBセミナー希望日程

WEB説明会の講師は「村上優子」を名乗る人物。
マネ虎の稼ぎ方を、“5年弱”伝え続けているとのことです。

マネ虎のドメイン情報を調べると、2022年2月18日にドメイン取得をしていまいした。
つまりリリースしたのは今年中だと分かります。
時系列に矛盾が生じた時点で、信憑性はかなり低いですね。
WEB説明会は1時間程度で終わり、最終的に「AMサロン」に勧誘されます。
AMサロンとは
AMとは、マネ虎特有の言葉“オートマージン”の略称。
AMサロンに加入することで「会員限定の特典」が受けれられると告げ、50万円の参加費用を要求されます。
会員特典
- AMシステム永久利用権利
- 会員限定サイトアクセス権利
- セッティングマニュアル
- 参加費全額保証
(90日間1度も利益が出ない場合のみ) - 1年間無償サポート
日本人に向けて投資助言を行う場合、日本の金融庁に登録をする必要があります。
金融庁の登録がなければ、サポートは出来る範囲は「基礎知識」や「システムの使い方」くらい。
「海外法人だからと大丈夫」という理屈はまかり通らないので、必ず念頭に入れて置きましょう。
ビットコインFX
マネ虎では、「ビットコインFX」で収益化を目指します。
ビットコインFXとは、ビットコインで「FXの仕組み」を用いる方法です。
「レバレッジ」をかけて仮想通貨取引できるのが大きな特徴。
買値より高く売ると「利益」
買値より安く売ると「損失」となります。
AMシステム=自動売買システム
“AMシステムが自動で利益獲得を目指す”と説明があることから、正体は「自動売買システム」だと分かります。
自動売買システムとは、その名の通り「自動で売買取引を行うシステム」
事前に設定した規則に沿って取引が出来るので、能力や感情に左右されないメリットがあります。

AMシステムが、どれだけ“品質・性能”に自信があるのか。
保証制度を参考に、安全性を見極めてみましょう。
保証は何1つない
第14条(コンテンツの利用に関する保証および免責)
当社は、本ウェブサイトに掲載されている情報の内容について、いかなる保証も行ないません。また、本ウェブサイトに掲載されている情報には、会員サイトを利用して、他のご利用者等が投稿したコメント情報も含まれます。本ウェブサイトに掲載されている情報を参考にコンテンツご購入の判断をされる際は、ご利用者の責任で行ってください。当社は、コンテンツの内容について、いかなる保証も行いません。ご購入されるコンテンツは、ご利用者の責任と判断で選択してください。引用:利用規約
マネ虎の利用規約では、発信する情報を何1つ保証してないことが定めてありました。
また、利益が出る保証もしていません。
投資に係るリスクおよび手数料について
当商品は、著者と同じような利益が出ることを保証するものではありません。
FXは価格変動リスクを伴うため、場合によっては損失を被る可能性があります。
また、FXには取引業者の売買手数料がかかります。引用:利用規約
表面では自信気に「毎月50万円が安定」と謳うものの、保証は1つもないのが現実です。
返金保証を適用するにしても、「90日間1度も利益が発生しない」という条件をクリアしないといけません。
保証に自信を感じない怪しいシステムは、利用を避けた方が賢明です。
マネ虎の料金を検証してみた

マネ虎は、初期費用50万円でAMサロンに加入できます。
50万円の中にシステムやサポートも含まれており、他に必要な費用は「証拠金(運用資金)」
推奨する証拠金(運用資金)は、5万円以上でした。
振込先は株式会社クローバー

振込先には、マネ虎と関係ない「株式会社クローバー」を指定していました。
いきなり知らない企業を振込先に指定するのは、健全な運営をしているとあり得ません。
別企業を指定された場合、“詐欺のサイン”だと考えて利用は避けるべきです。
マネ虎の会社情報を検証してみた
販売業者 | BPOINT PTE.LTD. |
---|---|
所在地 | Triple One Somerset,#03-09,111 Somerset Road Singapore 238164 |
特商法には、本来記載があるべきの代表者の名前や連絡先の記載がありません。
分かる情報は、シンガポールを拠点とする「海外法人」が運営元ということだけ。
唯一、素性が知れるかもしれない所在地ですが、シンガポールにある「バーチャルオフィス」だと分かりました。

バーチャルオフィスとは、文字通り「仮想の事務所」のことです、
実際の事務所スペースはありませんが、バーチャルオフィスの住所を使って法人登記をすることができます。
つまり、表記している所在地を尋ねても“運営実体はありません“
マネ虎の検証結果
- ビットコインFXの自動売買システム
- 初期費用50万円
- 保証は何1つない
- 得体の知れない海外法人
- 拠点はシンガポールのバーチャルオフィス
- 振込先に別企業を指定
マネ虎を検証した結果、以上のポイントが浮上しました。
運営元は、シンガポールのバーチャルオフィスを拠点にした海外法人です。
素性や居場所が分からない連中に、50万円を支払うのはおススメできません。
安全に稼げる副業は沢山あるので、他を探した方がいいでしょう。
