こんな方にオススメ!
「早期リタイア支援プロジェクトFIREが怪しい」
「加藤浩次って人を信用しても大丈夫なの?」
「運営元BPOINT PTE.LTDが海外法人だけど詐欺?」
YouTubeやTiktokで「月50万円のスマホ収入」を得られると宣伝する広告動画を見かけませんか?
怪しい動画広告の正体は、「早期リタイア支援プロジェクトFIRE」という名称で活動する投資案件です。
幅広い年齢に対応しており、最短1日で配当収入を得られると大々的にアピール。
夢のような稼ぎ方を実現するには、WEBセミナーに参加する必要がありました。
配当収入の3つのポイント
- 大きな初期費用は一切不要
- メールを確認するだけだから簡単
- 初心者でも初月から毎月50万円が目指せる
魅力的な内容ですが、実態を検証していくと次々と怪しい点が浮上。
最終的に「投資詐欺の可能性大」と結論付けてます。
当記事では「加藤浩次」がスペシャルナビゲーターを務める、「早期リタイア支援プロジェクトFIRE」の実態を解説してます。
怪しい投資話の信憑性や初期費用、運営実態が気になる方は、ぜひ参考にして下さい。
加藤浩次とは
加藤浩次は、早期リタイア支援プロジェクトFIREの「スペシャルナビゲーター」を務める人物です。
公式サイトに、加藤浩次の経歴が掲載されていたのでご紹介します。
鹿児島県出身。45歳。蠍座。O型。
南米にルーツを置く天才投資家。
中学卒業後、単身でアルゼンチンへサッカー留学しプロを目指すも
ケガにより選手生命を絶たれる。帰国後は株・FXをはじめとするマルチ投資家になり資産形成を行う。
2017年の仮想通貨バブルを予見して見事「億り人」となってからは
仮想通貨の時代が来ることを確信し、仮想通貨専門の投資家として活動。~以下省略~
引用:【早期リタイア支援プロジェクトFIRE】
経歴を見ると、中学卒業後にアルゼンチンに移住。
プロサッカー選手を目指したが、ケガにより断線。
その後は、マルチ投資家として活動していると紹介されていました。
加藤浩次は投資案件を何度もリリース
加藤浩司は、早期リタイア支援プロジェクトFIRE以外の投資話にも携わってます。
ここで注意してほしいのが、何パターンも名前を使い分けている点。
恐らく、ネット上で検索逃れをするため意図的に名称を変えているのでしょう。
マネパン
クリプトシェアコミュニティ
→加藤浩二
ポケリッチPROJECT
→KOJI
アイリスクラブ
→KATO
ハチプラ
→コージ
加藤浩次が携わる投資話の口コミを調べると、評判は最悪レベル。
集団訴訟騒ぎになるほど、詐欺被害を訴える人が続出していました。
加藤浩次の投資話に集団訴訟騒ぎ
加藤浩次が携わったプロジェクトの中に「クリプトシェアコミュニティ」という投資案件があります。
クリプトシェアコミュニティでは「ARBコイン」という仮想通貨をエサに、
魅力的な話で誘惑して、セミナー参加者から資金を集めていました。
月日が経ちARBコインが上場すると、当初の話とは異なり価格は大暴落。
現在では、16名で3,712,000円の集団訴訟トラブルに発展してます。
コメント欄にも、多数の被害報告が寄せられていますので、その一部をご覧ください。
引用:
【集団訴訟に向けて】加藤浩二の「クリプトシェアコミュニティ」について(ARBコインのプライベートセール)
後述しますが、早期リタイア支援プロジェクトFIREでも「Dropコイン」という名称で、同様の勧誘をされます。
これだけ大きな騒ぎになっているので、「絶対に稼げる」と言われても安易に信用しない方が賢明です。
FIRE(加藤浩次)の口コミと評判を検証してみた
ネット上でFIRE(加藤浩次)の評判を調べてみると、
サイト内の情報だけをおススメして、根拠のない口コミが多数ありました。
これはFIRE(加藤浩次)が、印象操作するために仕掛けたワナ。
巧妙に演出されているので鵜呑みにするのは無理もないですが、安易に信用すると業者の思うツボです。
まずは、実際に参加した方のリアルな体験談をご紹介します。
参加者の体験談
早期リタイアFIRE代表加藤浩次に50万クレジットカードで送金申し込みを済ませてしまいました。クレジット会社に電話しましたが、救済措置をして頂けませんでした。明日か明後日に練習するとのことです。消費者センサーも休んでいます。どうしたら良いのでしょうか?
引用:ジャストアンサー
口コミを投稿した方は、加藤浩次の早期リタイア支援プロジェクトFIREに50万円送金した模様。
自らクレジットカード会社に電話したけど、救済措置してくれなかったみたいですね。
1度支払ってしまうと最後。お金を取り戻すのは困難です。
参加するのは止めませんが、冷静になってよく考えた上で判断しましょう。
自作自演の口コミ
公式サイトには、参加者の口コミが掲載されていました。
「稼げた」「オススメ」など記載があるので、この評判を見た方は安心感が出てくると思います。
しかしこれは業者のワナ。
公式サイト上に掲載する口コミの人物は、全てネット上で購入できる画像を使用してます。
架空の人物である以上、当然実践できるはずがありません。
業者が都合の良いようにでっち上げた評判、とお考え頂いた方がいいでしょう。
このように公式サイトには、信憑性に欠ける情報が含まれてます。
業者の言うことは、鵜呑みにしない方が賢明です。
Twitterの公式サポーター「ミコト」も存在していません。

アフィリエイター記事で印象操作

Googleで「早期リタイア支援プロジェクトFIRE」と検索すると、いくつかおススメする評判が出てきます。
一見詳しく書いているように見えますが、料金や加藤浩次の黒歴史など怪しい部分に触れられていませんでした。
最終的に、リタイア支援プロジェクトFIREを登録するように誘導が行われている始末。
以上のポイントを考慮すると、悪質なアフィリエイターの記事あると判断できます。
副業に慣れていない方が見極めるのは難しいので、都合のいい話ばかり語るサイトは鵜呑みにしないようにしましょう。
FIRE(加藤浩次)の怪しいWEBセミナーを検証してみた
WEBセミナーに参加するだけで、「毎月50万円」の配当収入が手に入ると謳っていたので実際に潜入してみました!
結論から言うと、WEBセミナーでは“2つの稼ぎ方”を提案されます。
2つの稼ぎ方
FIREサロン
- ビットコインFXの自動売買ソフト
- 初期費用:500,000円
※「上位版」FIREサロンNEOあり
(+198,000円)
FIRE配当クラブ
- 暗号資産「Dropコイン」
- 初期費用:1PT/1円
WEBセミナーの概要
WEBセミナーは、ZOOMを使用して行われます。
参加するには、事前に申し込みが必要がありました。
- 氏名
- 電話番号
- メールアドレス
- WEBセミナー希望日程
WEBセミナーに参加申込すると、3つの特典が受け取れます。
WEBセミナー3大特典
- WEBセミナー参加前特別講義
- Amazonギフト券最大1万獲得権利
- WEB収入カタログ
WEBセミナー参加前特別講義
特別講義は、30分間の動画です。
動画の内容は、「参加者役のインタビュー」や「FX仮想通貨」の説明をされます。
参加者役の話は「無料」や「稼げた」を強調して、視聴者の意欲を搔き立てる内容となっていました。
どれも抽象的に褒めることしかしていなので、恐らく台本が用意されていたのでしょう。
Amazonギフト券最大1万獲得権利
ここで注意してほしいのが、“権利”を獲得したという点です。
高額な初期費用を支払わないと、受け取れないのがオチ。
結果的に、支払う金額の方が上回る仕組みなので得をすることはありません。
WEB収入カタログ
WEB収入カタログの内容は、「自己アフィリエイト」や「不用品販売(ジモティ)」を紹介するものです。
収益化の流れや登録方法など、基本的な知識しか掲載されていませんでした。
ネットで調べたら直ぐに出てくるような情報なので、価値はないと言っていいでしょう。
FIREサロン
WEBセミナーが提案される1つ目の稼ぎ方が「FIREサロン」
初期費用500,000円で加入できます。
FIREサロンでは、「ビットコインFX」の自動売買ソフトで収益獲得を目指します。
ビットコンFXとは、ビットコインで「FXの仕組み」を用いる方法。
ビットコインの「売買価格差」を取引することになります。
FIREサロンでは、自動売買ソフトのことを「FIREシステム」と呼びます。
FIREシステムを利用すると、誰でも毎月50万円が得られる仕組みという訳でした。
初期費用50万円を支払った参加者には、以下の5大特典が付きます。
FIREサロン5大特典
- FIREシステム永年利用券
- スタートダッシュマニュアル
- FIREシステム無料アップデート
- 利益が出るまでサポート
- メンバー限定サイトへの特別招待
いかにも怪しい投資話の印象を持ちますがが「利益が出るまでサポート」に、魅力を感じる人も多い出しょう。
しかし、この組織は金融庁への登録はありません。
従って、法律上「投資に関する助言」は禁止されてます。
サポートできる範囲は、FIREシステムの使い方だけなので頼りになるとは言えません。
FIREサロンNEO
FIREサロンには、さらに上位版の「FIREサロンNEO」が存在。
新たに初期費用198,000円を支払うと加入可能です。
FIREサロンNEOの内容は、FXの自動売買ソフト(FXスピトレ)でした。
参加者5大特典
- FIREスピトレ永年利用券
- FIREスピトレ無償アップデート
- ロケットスタートマニュアル
- LINE無制限サポート
- 参加費返金保証
FIREサロンでは、最終的に「ビットコインFX」と「FX」の両方で収益獲得を目指すように勧誘されます。
両者合わせると、
初期費用だけで698,000円。
「大きな初期費用は一切不要」は虚偽表示だと分かりました。
ウソをついて利用者を集める案件は、あまり信用しない方が賢明です。
FIRE配当クラブ
WEBセミナーが提案される2つ目の稼ぎ方が「FIRE配当クラブ」
FIRE配当クラブでは、
「配当型コインDrop」をエサにWEBセミナー参加者の注目を集めます。
保有している仮想通貨の枚数に応じて毎日配当が分配されるコインを指す
Dropは5円で上場することが確定しているようで、今なら1枚1円で購入可能とのこと。
つまり、「上場したタイミングで5倍」になるという上手い儲け話を紹介されます。
参加者4大特典
- Dropポイント最大2倍ボーナス
- 配当&上場完全保証
- bitcastle(ビットキャッスル)操作マニュアル
- 1対1の安心LINEサポート
なんと参加者には、最大2倍になるボーナスが特典で付くとのこと。
上場したタイミングで5倍になれば、合計10倍になるとアピールしてます。
FIRE(加藤浩次)の怪しい儲け話の安全性を検証してみた
WEBセミナーで勧誘された「FIREサロン(NEO)」と「FIRE配当クラブ」
ウマ過ぎる話しに、逆に怪しい印象を抱く人も多いでしょう。
高額費用を支払うほどの信用ができるか調査した結果「安全性はゼロ」と評価しました。
その原因に至った理由は3つあります。
- 加藤浩次の評判が悪い
- 取引所が安全じゃない
- 類似案件で詐欺被害続出
加藤浩次の評判が悪い
先述したように、スペシャルナビゲーターを務める加藤浩次は、何度も投資話をリリースしてます。
リリースした案件の評判は、全て批判の嵐。
危険性が分かった上で、わざわざ足を踏み入れる必要はないでしょう。
今後も「加藤浩次」の名前を見かけたら、利用を避けた方が賢明です。
取引所が安全じゃない
Dropが上場する「bitcastle(ビットキャッスル)」は、海外の業者が運営する取引所。
カリブ海の南部に位置する「セントビンセント及びグレナディーン諸島」に登録してます。
金融庁に登録されていれば、国が安全性を認めたことになります。
しかしbitcastle(ビットキャッスル)は、日本の金融庁に登録がありませんでした。
ARBコインやOrbit(オービット)も、bitcastle(ビットキャッスル)で上場されました。
海外の取引所ということもあり、仮にトラブルが起きたとしても誰も助けてはくれません。
私なら自分の大切なお金を、安全性のカケラもない取引所には預けないです。
類似案件で詐欺被害続出
FIREを運営するのは海外法人「BPOINT PTE.LTD.」
BPOINT PTE.LTD.は、FIREの前に「オンライン収入NEXT」という名称で投資案件の商材をリリースしてます。
オンライン収入NEXTでも同様に、「Orbit(オービット)」という新規上場される仮想通貨の投資話で資金を集めてました。
Orbitは上場後、価格は100分の1以上に大暴落。
現在でも、プラセールの価格よりも遥かに下回っています。
要するにOrbit(オービット)の購入者はみんな大損したということです。

大暴落したOrbit(オービット)でも、取引所はbitcastle(ビットキャッスル)を利用。
さらにDropと同じく「上場保証」を設けていました。
Dropよく確認すると、5倍になることは保証していません。
取引所と癒着関係があるのか分かりませんが、今回も大暴落する可能性が高いです。
などと、価値を植え付けてきますが鵜呑みにしないでください。
この手口は業界で「仮想通貨ICO」(新規暗号通貨)と呼ばれてます。
2005年に法規制されたことで被害が緩和された「未公開株取引詐欺」の仮想通貨版だと、お考えください。
安全に副収入を得たいなら、上手すぎる話しには手を出さない方が賢明です。
しっかり稼げる案件はたくさんあるので、他を探した方がいいでしょう。
FIRE(加藤浩次)の初期費用を検証してみた
FIRE(加藤浩次)の初期費用は、以下の通り。
→500,000円
→198,000円
→(Drop) 1PT/1円
FXとビットコインFXの自動売買システムには、合計698,000円が必要。
これはあくまで初期費用なので、他に投資費用(証拠金)が必要です。
FIRE配当クラブは、配当型コイン(Drop)を1PT/1円で購入します。
恐らく将来的に5倍・10倍になると甘い誘惑で、何十万・何百万の高額費用を支払わせようとしてくるでしょう。
FIRE(加藤浩次)の特商法を検証してみた
FIRE(加藤浩次)の特定商取引法の記載を調べてみました。
特商法とは、会社の名前や連絡先、規約などを記載したもので、内容によってその会社が信用に足るものかをある程度把握できます。
会社情報は、「会社名」と「所在地」のみ。
電話番号やメールアドレスなどの連絡先、代表者の名称など、必要最低限の情報を掲載していませんでした。
仮にトラブルが発展して連絡が取れなくなった場合、泣き寝入りするしかない最悪の状況に陥ります。
クーリングオフや返金する事態が発生したとしても、先方に対応をしてもらう事は現実的に難しいと考えた方がいいでしょう。
返金保証
返金保証を受けるには、条件をクリアする必要があります。
条件の内容は、特定商取引法に基づく表記に定めていました。
1. 本コミュニティで推奨している運用資金額である5万円以上を運用していること。
2. FIREサロンで提供するシステムの設定をこちらが指定するものにしていること。
3. 参加費の全額をお支払いいただいていること。
4. 90日実践後7日以内に申請をしていること。※運用が始まってから3か月間(90日)以内に
一度も利益が発生しなかった場合に下記条件を全て満たし、
且つ一度も資金が増えていないことが確認できた場合に限り、
「FIREサロン」への参加費用全額をご返金いたします。引用:特定商取引法に基づく表記
注意して欲しいのが、1度でも資金が増えた時点で保証は対象外となる点。
自動売買システムで90日間も運用すれば、1度くらいプラスになることはあるでしょう。
最初から、返金する気がないように思えます。
返金保証に頼って参加するのは、止めて置いた方が賢明です。
FIRE(加藤浩次)の会社情報を検証してみた
販売業者 | BPOINT PTE.LTD. |
---|---|
所在地 | Triple One Somerset,#03-09,111 Somerset Road Singapore 238164 |
本来記載があるべきの代表者の名前や連絡先の記載がなく、情報がほとんどありません。
運営元が海外法人であることも重要で、日本の法律では対処できない可能性があります。
所在地についてですが、どうやらシンガポールにあるバーチャルオフィスのようで、実在がかなり不透明な印象を受けます。
加藤浩二:マネパン
寺澤英明:オンライン収入NEXT
大谷武:ハチプラ(HACHI PLUS)
本田健:リバティプロジェクト
BPOINT PTE.LTD.は、名称を何度も変えて活動を続けてます。
いずれの案件も、投資詐欺を呼びかける声が多く詐欺業者で有名でした。
当サイトで「オンライン収入next」「マネパン」を検証した記事があるので、気になる方は参考にして下さい。


振込先の株式会社ドリームとは
FIRE(加藤浩次)に初期費用を支払う際、振込先には「株式会社ドリーム」という企業を指定していました。
全く関係ない企業を隠れ蓑にすることで、実態を隠しながらお金を受け取れる訳です。
自分の姿を現せないような業者には、必ず裏があると考えた方がいいでしょう。
今後も怪しい話で、別企業を指定された場合は、詐欺のサインだとお考えください。
FIRE(加藤浩次)の検証結果
加藤浩次の早期リタイア支援プロジェクトFIREでは、WEBセミナーで2つの投資話に勧誘されると分かりました。
FIREサロン
- ビットコインFXの自動売買ソフト
- 初期費用:500,000円
※「上位版」FIREサロンNEOあり
(+198,000円)
FIRE配当クラブ
- 暗号資産「Dropコイン」
- 初期費用:1PT/1円
参加するには、お手頃価格とは言えない初期費用が必要となります。
高額な初期費用を安心して支払える信用性があるのか調査した結果、「安全性はゼロ」と評価しました。
その理由は、以下の7つ。
- 加藤浩次の評判が悪い
- 同じ手口で集団訴訟騒ぎになってる
- 自作自演で印象操作
- 推奨する取引所は金融庁に登録がない
- 返金保証が期待できない
- 運営元が海外法人
- 振込先に別企業を指定
これだけ怪しいポイントが浮上すれば、投資詐欺の可能性が高いと考えるのは当然。
なにより加藤浩次は、同じ手口で集団訴訟騒ぎになってます。
海外法人を上手く利用しているので、日本の警察も中々手が出せないのでしょう。
今後も「BPOINT PTE.LTD.」や「加藤浩次」の名前を見かけたら、近寄らないことをおススメします。
安全に稼げる副業はたくさんあるので、他の案件をお探しください。